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事件番号(ケ)と(ヌ)

今回は、「競売の入札方法について」のテーマですが、「入札方法」の説明をする前に、大事なお話を忘れておりましたので、今回は「競売の種類」と言うことで書かせて頂きます。

 

何故かと言うと、ちゃんと理解しておかないと、後々問題が生ずる可能性が非常に高くなるので・・・と理解してください。

 

それでは、競売の種類には二通りあることを覚えておいてください。

その二つとは、事件番号の( )書きの中の、カタカナで区別されています。

 

競売の三点セットを見た方は、事件番号なるものが右上に年度と共に記載してあるのを見たことがあると思います。

初めての方は、下記記載の通りの事件番号が記載されています。

 

平成○○年(●)第○○○号 と書かれています。

 

この部分の(●)の部分の●にカタカナが入ります。

(ケ)と(ヌ)と言うカタカナです。この2種類に違いがあります。

 

一般に言われている競売事件は、通常(ケ)を指します。

(ケ)記載されている事件は、前回「競売と任売」にも書きましたが、銀行から裁判所に提出され不動産を売却することを指しています。

難しく言うと、(根)抵当権の実行と言い、裁判所に(根)抵当権を設定している不動産を売却して、借金に充当してくださいとの申立てをすることです。

 

そしてもう一つは、(ヌ)ですが、このカタカナが記載されている場合には、

(根)抵当権の実行ではない競売を指します。

と言っても?????? ですよね。

どう言うことかというと、不動産に(根)抵当権の登記がされていないのに、競売を申し立てられたということです。

具体的に言うと、Aが商売をしていて、Bと言う友人に借金を申し込んだとします。

Bは当然断って、銀行から借りたらと・・・なります。

ところが、Aは銀行に相談を申し込んだが、不動産も何も持たないのでこれ以上の融資は出来ないと断られました。

Aいろいろ考えた挙句、Bに相談、

Bは、それなら父親AAを連帯保証人にしてくれればと、金銭消費貸借公正証書を交わし、公証人役場にも届出して、500萬円を貸してしまいました。

ところが、半年ほどたって返済が滞ってしまい、Aは夜逃げをしてしまいました。

当然Bは、父親であるAAに、返済を迫りますが、返済してくれないので、裁判所に、貸付金の回収の裁判を申し立てました。

当然Bが勝訴しました。次に回収するためにAAの所有の不動産を、差押えの裁判をして、次にやっと競売の申立を行い回収することが出来ました。

 

長々と記載しましたが、事件番号が(ヌ)の場合には、債権取り立てなどの裁判を起こし、確定判決が出た時点で、不動産などを差押え手続きをして、競売の申立の裁判が出来る と言うことなので、もし確定判決が控訴されて負けた場合には、競売が出来なかったりとか、他の債権者に不動産を差押えされたりとかされる可能性があるので、注意が必要と言うことです。

 

少し説明がわかりにくいでしょうが、基本的に(ヌ)の事件番号の競売事件は、良く調査をして入札するか、完全に無視して入札しないかのどちらかです。

 

今回は、これで終わりますが、もう少し説明を聞きたい方は直接お問合せ下さい。面白いお話を交えてご説明致します。
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